ii
CONTENTS
口 絵—
ACT1 メイ キング ォブ ディ I ヴァ
ブロロ I グ すべて はこ こから
第 一 章 夢 はふ くらむ 「企画と シナリオ」
第二 章 これが お 家の 説 計 図 「ゲ —厶 デザイン」
第三 章 ビットに かけた 靑春 「フ ログ ラミング」
第 四 章 その 熱き 關ぃ 「デ バック」
ェ ピロ— グ いまだから ……
機種 別 ディ I ヴァ 攻略 法
ハ 2 Msx、 ファミコン
ACTOJ ノヴ エル ォブ ディ I ヴァ
登場 人蓊介
序 章
第一章 消^
第二 章 竜 牙- Y
第三 章 夢 幻 —— ^
ACT 1
メイ キング ォブ ディー ヴァ
プロローグ D/«|/i
プロローグ
5Z: の 陽 は^ れ かけて いる。 T&E ソ
フトの 八ん^^ に はや や ^〈:s^ が^い 始め
ていた。
「バソコ ンゲ ー ム^^ は ジャンルが 出 M、
くした 感じなん だよ な」
「そうだな」
「…やつば り、 さっきで た、 変態 シュ I
ティング 路線で きまりで すかね」
「じ やない の」
「2 入 :!:時 フ レイ RPG は?」
「2 入 M 時 じ やない けど、 RPG は ハイ
ドラ イドが あるから ねえ、 次 は RPG じ
やない ジャンルが ほしいよ」
そのと き、 ヤス ォ チンが 静かに::: を 開
いた。 この 時を恃 つていた かの ように。
眼^の W の:::: が、 夕::: を^け て、 キラ リ
と 光る。
「…シ ミ ュ レ I 'ショ ン はどうです 一
その 瞬 II 八.,^^ からま、:^ S が 払拭され、
参加れ 述は • "に い ろめ きた つ た。
もちろん、 .k 対する ために、 である。
ヤス ォ チン は^^:: きで、 コピ I された
4 枚の 企!: k:: を 八 hu に;^ つ た。
たしかに それ は、 八, までにない タイプ
のゲ I ムには 違いなかった。 が ……
「ぼく、 シミ ュ レ ー ショ ン 嫌いだ
もん」
の: に ヤス ォ チン は 一 瞬 ひる
んだ。 彼の 化 に は、 反対す る八氺 地が な
い。 「嫌い」 …… この 「シ ミュレ I シ ヨン」
という ものに 対する 感 M は、 他の 開化:: U
かれ 少な かれ 恃 つ て い る ものだろう。
変な?: モリ • ザ I ネは、 ヤス ォ チンの
權に、 はなつ から とりあわない。
「やっぱり、 ^態 シュ I ティングで きま
りじ やない I?」
と、 マイ ぺ I ス でたん たんと おる。
「シミ ュ レ ー ショ ン なんて^ 入い じ や
ない、 % えなき やならない ル I ルが 多く
て、 ^しむのに 卩 叫が かかりす ぎる よ」
「シミ ュ レ ー シ ョ ン なんて、 苓ぇ もしな
かった …… やる 人い るのお」
D/ll|^1 ACT 1 メイ キング ォブ ディー ヴァ
「確かに マニア はいるんだろう けど、 た
くさん の 入が 栾 しめ る もんじ やない じ や
ない?」
「だから …… 」
ヤス ォ チン、 f 恕 はして いた^: U の: a
•k 化 を 細い 休に しばらく 受け取め て いた
が、 き?:^ して、 叫ぶ。
「シミ ュ レ I シ ョ ンをァ クシ ョ ン化 する
の! ハ イド ライドみ た いにつ!」
ヘム^ (个 は^まり かえ つ た。
全員が、 言葉の 意味 を ffilg しかね、 戸
惑 つ た 様に 助 を W 八:: わせる。 ^後、
の 反《 が。
「できる わけない つて!」
「なんだか、 いってるな 味が 分からない
けど どういう もんな の? もつ とく わし
く」
「え I、 どっちつかずの itsl な もの
にな つ ち やうん じ やな い の お?」
という. k 对の -3 うずまく なか、 ボ ボン
ボ 人出が、
「ん I そもそも シミ ュ レ I シ ョ ンて ど、 つ
<^ S 3の n
J
エノ ュ上^ ンフ ー
複 案 ^PNCO t
一つ だ, マ fsiT7ift め
(一て- V, で 9 0LC,99?£
i5? き.
1 9
プロログ ひ/!誦ド
2 o
j I ホホ ンボネ ffi
,&" f / 、、や <、© 衷 フ.
メン ズ、ソ =;
了》、、 や (? -? t**)
€ も
いう もの だか 淹、 わかんね えから なんと
もい えね えけ どな あ」
と、 冷れ なな W を 叶いた。
彼 は、 企!: れ :! を 3: 度 か 眺めて いたが、
この 八.^ S は^は、 M なゲ I 厶 システム
なんじ やない かと 感じ 始めて いた。 八, は
みんな、 シ ミュレ I シ ヨンと いう..:^: 个:: :
体の 恃っィ メ.' ジに してる けど、 こ
れは、 もしかして …… 。 そこへ、 ハ ラボ
ラ屮 ひ? も 八:: の卩を 入れた。
「わりと おもしろ そ I. じ やん」
"な:: A 消沈し かか つていた ヤス ォ チンの
:=: が 2 入の 味ガ を^て 活; iA を 取り. がした。
外 はもう、 すっかり、 ぉが》 れ ていた。
が、 八.,;^ の然 "はと どまる 所 を, 5 ら ない。
<^:u が. S ら ず^らず のうち、 ヤス ォ チン
の 企!: にの せられて いった。 が、 この 企
.c 「ディ I ヴァ」 が、 決定に ャ る fflas は、
まだ^ けわしかった ので ある。
1986^I5H T&E ソフトで ま、
また ぞろ 陽お も 良くな り、 プログラマ I
も^いだ す …… じゃなかった、 ^^ゅ
に, M けて、 企!; を 從絮 しなければ ならな
い 時期に きた。 ゴ I ルデン ウイ —ク もつ
いに、 化が でつ ぶして しまった E 化の 迚
屮も、 それぞれに^ 欲 を 持って、 靳 しい
八. i;..i>^ えて い る はずで ある。
八ム識 を . 週^ 後に ひかえ、 ヤス ォ チン
は、 一 入 n{€ で靳ゲ I ムの 構想 をね るべ
く、 バラモン^ 典 を 開いて いた。 ^つて
はいけ ない。 彼 はたし かに 代の^ if を
いく プログラマ I であるが、 M 様、 いや
もしかすると それ 以ト の悄 熱で、 妣洋思
恕义^ に W 味 を も つてい た。
彼 はまた、 ボ ー ドゲ —ム マ 二 ァ を,::: 称
している。 八,:!: のゲ I ムをシ ミュレ I シ
ョ ン にす る の はもう 決め て い る^だ つ た。
が、 「ハイド ライド」 であれ だけ なシ
ス テム を 作り 5E した T&E がた だの シミ
ュ レ I シ ヨンで は^がない。
では、 どうす るか? いま、 ^化ギ で
は 次!: 作に は、 シュ —ティングと いう"
1 し バー I 、 o
*: 力 こ レ
「シ ミュ レ I ショ ン という ジャンル は 彼
らには 地味 だと 感じられ るだろう な あ…
• :」
^は E;Z の h に^: がると、 ためり つ
く。 ^兇せ • では、 彼と: Z じ 趣味 を 侍 っ^
はいない。 « ば 3:^ は 期 5: できなかった。
(何 を ほそう、 「ディ ー ヴァ」 が 終わった
今でも ヤス ォチ ンとボ I ドゲ I ム で 遊ん
で くれる 入 はいなくて、 彼 はさみし い 思
い をして いるら しい)
「そうだ! シミ ユレ I ショ ン の.:^ gLW
分 を アクション ゲ I ム にして やれば …… 」
はねおきた ヤス ォチ ン の 足.. 几に は、
「人お 仏教」 「ゅ界 神 ri 人 系」^: の 水が^
みすてられ 所 狭し と: がって いるが、 波
は 八,、 新しくで き つ つ ある^; に トリ ッ
プ して、 何も U にと めて いない。 彼 は 鉛
J^^J ると、 で 近な 紙に、 文::::,.^ k:: きと
ばし はじめた。
企画と シナリオ
D/ii|/i
: _ ヤス ォ牛ュ U て
ちち
W は, k
4—
7
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2
2
き-
* さ on
< ^らゥ ... 、y
D/lll^ ACTl メイ キング ォブ ディ一 ヴァ
それかん の化恕 を?:! たャ
スォ チン は それ を ふくらましに かかる。
もんもん とする ャ ス ォチ ン の 休 か ら は
ォ I ラが^ 卞 する。 ^の屮 の わけの わか
らん?::^ から、 次 あに、 クリシュナ、 シ
ヴァ、 ヴリ トラ、 カリ. ュケ、 ナ I サテ
ィァ …… などの キ I ヮ —ド が、 物^ を 形
造 つ てく る。
舞 ム:: は、 .;ー.s がいい。 SF はなん てい
つても はやり だし。 ボ —ドゲ I ムに もな
いわけ じ やなし、 パ ソ コ ン 少^. にもと つ
つき やすいに 違いない。
ここで、 彼の:. s の屮 で、 シ ミュレ I シ
ョ ンゲ 1 厶+ インド^: 卞+ スぺ I ス オペ
ラ= 「ディ I ヴァ」 という 公式が 成^ し、
ゲ —ム として まとめ あげられて ゆく ので
ある。
これ こそが、 「ディ— ヴァ」 の ig^.::-: にな
る、 ヤス ォチ ン き の 八 4=1>.:: であ つ た 0
さわやかな 風と 拔 ける ような なや。
ここ —— T&E ソフト は、 お ト:: お の郯
外に あり、 その 八. ム燶セ では、 八, まさに 何
T&E ソフトと は?
「ハイド ライド I • =」 で I 躍ゲ I
厶 ソフト ハウスの 雄と なった、 T&
E ソフト。 ディ— ヴァで また | 歩 差
をつ けたと いう 感じ だ。
昭和 S 年 4 月に 発足した 中日 本 映
像㈱ パ ソコン ソフト ゥ I ァ i 部 を
前身に、 同年^ 月、 g 会社 ティ I
アンド ィ I ソフトと して、 現在の 社
長 横 山 nir 副社長の 横 山 英ニ氏
によって、 設立され た。
それ以来、 新しい 時代 を 先取りし
た 独創的な 製品 開発に 力 を: w ぎ、 既
存のゲ I ム の 移 i は 行わず、 「スタ
I ァ —サ I 伝説」 を 始めと して、 一
貫して オリジナルで 勝負して きた。
みんな、 気付いて いるか もしれ な
いが、 会社 名の T と E は、 社長、 副
社長の <sg の! 85 文字なん だ。
この ュニ I クな 鴻1 は、 ゲ —ムソ
フトの 開発に あた つ て も 発揮され、
アクションと RPG の あいのこ 「ハ
イド ライド」 の 成功 をうな がし、 「デ
ィ I ヴァ」 を 生み出す 土壤 となった。
ゲ —厶 開発 はと かくお 金が かかり、
新しい シ ス テム でもの を 創る の は、
会社に とって は Bi^ だ。 シ ミュレ I
シ ョ ンとァ クシ ョ ンを 合体させる と
いう、 いままで にない 企画 を、 成功
させた T&E ソフトの ベ ン チヤ I ス
ピ リットに これから も、 期待しょう。
2 3
も in と シナリオ
2 4
か が 始まらん と い ぅ緊: 川ー 感が、 A まり つ
つ ある。
「で;^ —— J
W についた 入 辻 はいずれも^: い。 どう
みても ャ 均 は^代だろう。 その 屮で も、
比^、 かさの の ある W 性が:: を
「T&E ソフト、 についての 企
!;< ;ム逷 を 始め た いと m 心い ま +> j
八.^ U の W 線が、 K に t る。 f ろう、
彼 こそ T&E ソフト 社..^、 横 山 俊 郎氏そ
の 入な の だ。 (以ド ,,HM し
^/H の へ屺肉 は 何 本位 あ がって いる
の?」
社. k の 隣に すわる、 そのめ、 .n^k の
橫山^ • 氏が^: える。 (以ド ク HHk し
H れ^ 「3 水… 4+ 位です かね?」
「はい。 4 本です。」
S えたの は 通称 NET T&E ソフトの
仃 板 プログラマ— (?) だ。
ひょうきんが 吸 を^: て^ い てるような
彼 だが この W ばかり は 神妙に^ える。 な
にしろ その なかには: ^の 企!; した ー.4 も
人って いるの だか. り J
「じゃまず、 我が 開化 部の^!: if
^u、 N 2 氏に 靳 しい^!: を 化ぶ しても
らおう か。」
では、 と 彼 は、 ^肉れ:: を 取り出し、 八 h
:u に S る。 ^敉 匕 の 間^: ufy はで. 几の ヮ
I プ 口 でキチ ッ と 打 たれた 八.^!^:: に:::: を
この 一瞬 は、 「ハイド ライド」 で;; に
なり、 ここで は、 卜 M の もさす がに
繁 する。
そして 数-断の 後、 人き な 机 をぐ るりと
W む W 々は、 :! 々に 感恕ゃ Sil をぶ つけ
てく る。
彼の 出した 物 は、 g 使った、 新しい
タイプの シ ュ I ティ ングゲ ー ムだ つ た。
「や 「はり、 ゲ I ムの仏 .4 として は、
AC 丁〗 メイ キング ォブ ディ一 ヴァ
し!! troLXiy^yt
く、
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.KV で 5、
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| に 4C かぐ ミ 5
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企画と シナリオ D/H|/l
2
6
シュ I ティング たよね。 使い.:.:: されて い
ると いっても、 やる か やられる かってい
ぅ緊: は、 ュ— ザ I を ひきつける…」
お を、 撤 かが さえぎる。
「でもね え、 だから、 ^0、. に 入 公に 持つ
てく るの は 趣味に.^:: ていません? -
ffi い. €を ^かれた N2。
「ぐつ…。 人 公に 待って きたの は
そうだが、 ゲ I ム システム として、 ェン
ジン を S みなおしたり、 タイヤ を 強化す
る ことで、 バ ヮ I ァ ッブ するとい う 」
「それ こそ、 趣味 じ やないで すか!」
•k 論が できない Nn。 ^際、 彼の 力. I
キチ (もとい T&E ソフト は iJC そうだが)
が この 企. 肉に く 出て いる こと は、 彼
を, 5 つてい る 入に ならす ぐ 分かる。
そこへ、 モリ • ザ I ネが おもむろに 汛
してきた 2^=: の 八.^ 肉 は、 やはり シュ I
ティング。 これ は、 彼の 過称 「免な やつ」
そのままに 「愛 態シュ I ティング」 と 呼
ばれる もので、 、に 入 公が^ J ,つと、 敝
と M じ 姿に なって しまう (たとえば、
を や つ と、 に 入 公 は-:..; になり 体^. り の攻,
しか 出來 ない …… ) という ュニ— クな発
想で、 かなり うけもよ かった。 の M
れは、 「ディ I ヴァ」 でなければ、 この 「变
態シュ I ティング」 を プレイす る ことに、
なって いたか もしれ ない。
「形式 は横ス クロ I ル で…」
つぶやく ように しゃべる モリ ザ I ネを
横:::: に、 ひそかに,: =: 分の 八."!: k:: を W りし
める ヤス ォ チン。 ^の.^、 人% は シュ—
ティングに M いている。
N2 と モリ • ザ I ネは、 「 ハ イド ライド」
以 * の コンビ だが、 ここで T&E ソフト
の グラフ ィ ックを . P に 引き カズけ る 2 人
組、 ハラ ボラ 屮: S と、 一一. W 郎.^ がび Ef
3 本::: になる Eg 絮は 2 入 M 時フ レイの R
^は、 八,!: の^!: に は、 <ム 社の 厶針と
ゲ I 厶 という もの は、 まず 企画 害
からだ。 たった | 人で、 全部 やる の
なら ともかく、 一本の ソフトが 出来
るまで 莫大な お金 を かけ、 何十 人と
いう 人が 動く 会社で は、 まず 企画 害
を 香く。 そして、 この ゲ I 厶が うけ
そうか、 技術的に 可能 か 等 を 判断す
るの だ。 君が、 もし メ —力 I ゃソフ
ト ハウス に 企画 を 持ち- ^ んで みょう
とかいうなら、 プログラム 自体 はと
も かく、 企画 害く らいき ちんと 害け
なくて は。
§ では、 吉川 氏の 企画 害 を 掲載
したが、 これ は、 あくまで 社内 企画
IT 気心の 知れた 人々 と、 うちわで
検討す るた めの もの だ。 企画 害と い
う もの は、 第三者に 見せて、 どんな
もの か 理解で きる ような もので なく
て はならない。 だから、 特定の 映画
や TV 番組 を ひきあいに 出して 作品
の厶 I ドを 説明す るの は あまりい い
事 じ やない。 見て いない 入が いるか
もしれ ない の だから。
まず、 ジャンル、 形式 (ス クロ —
ACTl メイ キング ォブ ディ一 ヴァ
して、
ある パ ソコ ンとフ アミ コ ンの 令
機 M で^す。 それぞれに は^ 换忭 を恃た
せる こと。
® どのような 形で もよ いが、 2 尺 Ms-
ブレイが 出 求る こと。
の、 2 つの あ t: が 出されて いた。
もちろん、 八, までの 3 本の 企 W ではな
んら かの かたちで この あ 件 を: ^かしてい
る 0
「ディ I ヴァ」 は これら をゥォ I デ I タ
による 出力で 解決して い る。
ところが、 RPG で 2 人 ブレイ.?' る
の は、 技術に、 とても 難しい^. が、 叫ぬ
になって くる。 また、 内. W を うんぬんで
きる ほど、 彼らの^. 肉^: は、 練れて いな
かった ので ある。
これで 3小 の^!: は 出た。 が、 八, ひと
つ どれ もピ ン とこない との 思い が个 U の
2 7
胸の 内に あった。 横 山^^も 温 2r な^に
や や 靴し い ム; 5 を S: か ベ 黙って い る。
八, は、 活 化な も 無く それぞれ
が ばくぜんと、 3.4 の 八 も 肉に ついて 感恕
を 述べて いた。 よく 問 こえる もの は、 「…
やっぱり、 さっきの 变態 シュ I ティング
です かねえ」 という A だった が …… 。
ヤス ォ チン は、 ,::: 分の^ だ ぞ、 と 胸の
奥で: ほ 呼吸して から、 きりだした。
「シミ ュ レ, I ショ ン は…」
この あとの: S 開 は プロ 口 I グで 既に 紹
介した 通りで ある。
では、 そのと き^ 出された^ !:は:: の 内
.W を、 { 尺 物 を まじえ、 紹介しょう。
☆ はじめに
あと 5H で 給 w = …… お::: は -1" し はず
かし はちに^: つた ゼ! 給 である。
みんな^ しい、 ボク も^しい ……
と、 ....:: いたい 所 だが、 八,:::: は 5Z: である。
…… や 略 …… 我々 に はもう 時 il が され
ル とか)、 構成 (ステ I ジ数 とか) は
必ず 害く。 スト —リ I は、 登場 キヤ
ラ クタ I と 目的、 勝利の 条件、 を 明
記して おけば、 ながながと 害く 必要
はない。 後、 大事な こと は グラフ ィ
ック。 画面の 構成と、 自 キャラ、 敵
キャラ、 アイテム 等 は、 描いた 方が
絶対よ い。
企画と シナリオ D/H|/1
2 8
ていないの だ!
;! :;::::-^蹄切 りと しても、 6、 7、 8、
9、 ^1:: の 5 ケ:: : しか 残されて いないの
けこ ああ あ "
しかも MSX なんかな あ ROM だから
締切りが. ケ:: :: も: :| いんだ ゼィ。
シ クシ ク… フ ァ 三 コ ンなん かど— する
ん/」 ろう???
ところが^ はとんで もね ー 野郎で ある。
(コラ コラ、 M も....:; わない うちから、 う
なず くんじ やない) 確かに v^.z き コピ I
のきった ね!; 广だ し、 ^な 文な では ある
が、 な、 なんと 八, M の で 「シ ミュレ
I シ ヨンゲ I ムを つくろ I ゼ!」 と..":: つ
てし まう からで ある。
けれども、 シ ミュレ I シ ヨンゲ I ムは
八, まで メジャ I に なりきれなかった わけ
だから、 と I ぜんの ごとく! !i? 点 を 持って
いる わけ だ。
その 一つに 「边 力がない つ!」 という
のが あると 思う。 いわゆる シ ミュレ I シ
ョ ンゲ I ム の、. k 流 を ト:: める といわれる ゥ
ォ I シミ ユレ I ショ ンも、 人 郃隊を M か
して 戦 g を やって いる はずな のにず えん
ずえ I ん W おしない。 …屮 略…
リアリティに.; 入け ると いうの だ。 そこ
であた しゃ 安^に ひらめいた。
「i£g シ I ン だけ 映像と:":: で カバ —した
げょ I じ やない か!」
^に^の 化恕 はか 純な ので あ —る。
(以 h .4: 乂 ょリ拔 杓)
また、 シ ミュレ I シ ヨンに ついて、
^に ヤス ォ チン がよ つ た邰分 も あるので、
この よく わかって ない 人の ために
敉 しょう。 また、 ^が 「ディ ー ヴァ」 と
いう もの をシミ ュ レ I シ ョ ン として どの
ように 捉えて い るか も现 解で きる。
なシミ ュ レ —シ ョ ンゲ I ム つ てな あ ー に
シミ ユレ I シ ヨンと は 「よそおう」 と
か 「〜ふり をす る」 と ゆ ー な.^ の^.^ で
あり、 はやりの RPG の S 点で も あ
つたり もす る、 な 外と 变な やつで ある。
以. 卜、 めん どくさいので SG と 略す。
ここで は、 あえて、 ゥォ —ンシ ミュレ I
ショ ンを SG と 呼ばせても らいたい。
SG はゲ I ム という 1 つ の^:^ の屮 で、
灾 際に: 験. 小 4 能な^/ デ ー タを もと
に、 擬似 的に; S 験させる ものです。
…中略…
SG も システム によって、 戦略^、 作
ri/ll|^l ACT 1 メイ キング ォブ ディ一 ヴァ
ァゥ
神話の 中の ディ I ヴァ
アクティブ *シ ユミ レ I シ ヨン • ゥォ l<D
AIVA> の 中で、 銀河の 初めから あった
超 存在 〈神〉 として 登場して いる ディ —ヴ
ァと はもと もと、 インドで 仏教 以前に 信じ
られ ていた 神々 の 総称です。
この 神々 は、 主に ヴ HI ダ 神話と ヒンズ
I 教の 神話に おい てよ く 描かれて います。
ヴェ I ダ 神話で は、 ヴ HI ダと 呼ばれる
讚, 捧げられた 自然 1 がその まま 神と
I, 戦 W 級、 戦闘 級、 などに 区分され
るが、 八,!: のへ.^ 肉で は、 戦略 級ト戦
という ュ 二 I クな システム を ねら つ てお
り - 6 一 9
つ まり、 作 s:^ ^ヒ ェ I 'スパイ ロット
を M 時に^ 験 させて あげよう じ やな い 、
という 心^まる お ri な 力
てな わけで はハ ラレ ルヮ I ルドで
の 灾;^ : 験が 个て である!
{以 に ^ 义 より:: g: &)
いって iiffl 茅る ものと は、 ほど f2! ハ ノリ
なった、 いわゆる 自然 神と しての ディ I ヴ
ァが 主な もので、 その 自然 s?s としての 性
格から、 天 界* 空界. 地界の 三界に 分けら
れて 配され ていました。 ゲ I 厶の 中に 出て
くる、 イン ドウ I ラゃ ァシュ ビン、 ル ドラ
など は みんな- ^ の 神話の 神々 の 名前から と
つた ものです。
ヒンズ I 教の 神話 は、 ヴ HI ダ 神話 を 基
盤と してい ましたが、 神話の 内齊 ディ I
ヴァの 地位 は 大<59 つてい ました。 ヒンズ
I 教の ディ— ヴァの 中心と なって いるの は、
の:^ さで ある。 淡々 としゃべ る ご.^. 人と
は、 結びつかない。 が、 企!^;: として あ
るべき ポイント は グッチ リ 押さえて あつ
た。
これ を もとに、 ^しい-:;:: おの やりと リ
が ると ちょっとお かしい)、 vnIM
:^介 も;^ じ つ て かなり 過激に かわされた。
ii 論 は^ない まま あ- M::: のへ. =1: 八. ム虞
は 終 r した。
W の 八 .=肉 八ム a は 「ディ— ヴァ」
を 巾 心 にさら に 漱し い バ^ の やりとりが
あった。 くわしい^ も:: くと、 それ を- ^
破 壤神シ ヴァ、 維 ils ヴ イシ ュヌ、 si
ブラフ マ I の 三 神です。
インドに 仏教が おこり、 それが 広まる に
つて、 ディ I ヴァも 仏教の 中に 組み こまれ
て、 〈天 > という 名 け tt* の とな
りました。 そして 梵天 ヲ ラフ マ 1)、 帝釈
天 (イン ドウ I ラ)、 大自 在天 (シ ヴァ) な
どと 呼ばれる ようになり、 日本で も 知られ
るよう になった のでした。
んで、 <f, さら^ をケ てる T&E ソフトの
入が い るか もしれ な い の であえて 避けよ
ヤス ォ チン は シミ ュ レ I シ ョ ンと い、 つ
ものが 分からない^々 に 乃 説した。
が、 いまだに ヒン とこな い § をして い
る やつ もい る。 もっとも、 ぷ つつん:^ 駄
や モリ • ザ —ネ はい つも あんな もの だけ
ど o
「じゃあ u やって みょう か。 シミュ
レ I シ ョ ンゲ I- ; !」
誰かが い つたこの..::: おに ヤス ォ チン は
企画と シナリオ D/H|/1
3 o
すかさす つ. き、 n{VJ の 多々 ある ゲ—
ム のなかから、 「係,^」 という ボ I ドゲ I
ムを恃 つてき た。 ちなみに ヤス ォ チンの
n{NJ は 八 ム^から^ いて 5 分の 所に ある。
力 八ぶ 朴 力,::: (匸 にな つてい る 入 も い る
くら い で …… それ はさて おき。
「係, j」 は、 ttBI^ か/く 化-冗 されて
いる、 ボ ー ドゲ I ムの屮 でも 比較的 ル—
ルが 简か で、 多人数で る もので あつ
た。 が、 それ はあくまで、 マニアに とつ
て の ^率で あると ャ ス ォチ ン は 忍 い ,5 る。
プ レ イ^; S 後 も ル I ル が 解らず ま ごつ く
やつが 続出した ので ある。
が、 この 戦い も、 八. 4^ に 力らず 激烈で
あった! そして、 「ディ I ヴァ」 の ゆく
え を 決-: えす る。
「係 f 内^; i 勝 ^Az」 が 起きて しまう の
である …… 。
さて この、 おたけび も 消え やらぬ うち
に、 「ディ, I ヴァ」 は T&E ソフトの^,^
^?品 に 決.: えして しま つたの である。
ひ 3 げ * ー# 多 <
®i と,. ^での^
,ちになる •
まち わに 卜 ヒ
よ, 7 イマ、 ント ケ^き
る 力, それ ヒ^^ マ
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企画と シナリオ
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D/lll^ ACT 〗 メイ キング ォブ ディ一 ヴァ
それにしても、 ヤス ォ チンの すごい 所
は、 これら を トリ ッフ 状態で k:: きなが. り
も、 ゲ I ム としてき ちんと、 成リヶ たせ
てし ま つ た 所に ある。
もちろん 細かい 部分 は 後から;:;: われる
デバ ッグ^ で 修^され ていく の だが、
人き なゲ— ムの システム はこのと き トリ
ッブ してれ:: かれた ものと、 ほとんど 变ゎ
つ てはいない。
この 水の^^: の屮に は、 ゲ I 厶の 八.^ 肉
k::.^:: いてみ たいと 思 つ た ひと も M 人 か
いるだろう。 何 を いたらい いか 分から
ない と いう 人 も い るか もしれ な い が、
^^しなく ち や い けな い 点が ある。
^肉^と いう もの は アイデア も 人^だ
が、 する 叫 能 忭 も つてい なくて は
な、 りない レ- いうが。 この- ur プログラマ
I でも ある ヤス ォ チン は、 の;^、 フ
ログ ラムの^ j よく 解って いた。 朋^と
フロ グラムの ガ法 とか かる. wil を、 苓ぇ
た 卜-での^. 肉だった。 だから こそ、 「ディ
I ヴァ 」 は^!: 八.,; 燋で、 叩かれながら も
3 3
卞き^ リ、 ^^したと いえる。
6::: に 人り、 ヤス ォ チン は、 八.^!: が 通
つ た^に い つまで もゥ キゥキ して は い ら
れ なくな ッた。 彼 は、 i$ となる スト I
リ I を; ifh げる ため、 またまた、 pc-g
をよ つ こいしよ とかつ ぐと、 ,:::: (もで、 作
お を 開始した。
もっとも、 これより ずっと 後の 地 W な
ど 彼に は 5 るよ しもない。
とりあえず 八, まで は、 社. 2: の 人 だけ
で 通 m すれば それでよ かった が、 八, ほか
らは、 {は:^ のために も、 きちんとした も
のが 必要に なって くる。 そのため のべ I
ス となる もの を 彼 は 1 週^が かリで 造り
あげた。
まず、 ス U i リ I は 7 つに 分かれな く
て はならない。 7 機 M それぞれに 7 つの
ス^ «| リ I。 ェ ピロ I グとブ 口 口 I グは
H: じでいいだろう。 いままでの ゲ I ムで
は、 いくつの 機 に^ f れても スト I
リ I は 1 つだった。 が、 「ディ I ヴァ」 は
7 つの スト —リ I が i にからみ あい、
人き な 1 つ の 物^になる スケ I ル ので か
い 企!: なの だ。 それぞれ は l^.:.=^i の^
をと りながら も、 人き なス. ^ «| リ I を 構
成して い なく て はならない。
ヤス ォ チン は、 八, 度 は 小説 糸への ゆ ffl
なる:^ なを!; つ た。
、に 入 公 はもち ろん 7 入。 職 袋 は それ ぞ
れに遠 うはう がいい、 なる ベる 個性 を 持
たせたい。 お談 だが、 ヤス ォ チン は、 .4
屮,. は K 入 公に 父性 を 出したかった。 7 入
もい るのに、 ばかり だ。
「ええ I い むさ つ くるし い -
と、 つぶやいた かどう かは^らない。
が、 パソコン ュ I ザ I の:^」 ここで も
^^しなくて はならなかった。 なぜなら、
ュ I ザ —は; £M 的に^ 性が 多く、 K 、り を
、に 入 公に 成. Kyt 人させる に は、 W 性の^
である 必攻 があった。
に^: 接、 かわいい.^ の, j が^び ま
わるなら ともかく、 §: 略モ I ド をうな リ
ながら はつめ、 ドライ ビング ァ I マ— を
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企画と シナリオ D/H|/1
ぶ ん ぶん^り まわす の たから。
ともかく 彼 は、 この ス^ •— リ. ー を 驚く
ベ き: :レ さで 让 h げた。
この 時、 卞 まれ^た スト I リ I は、 八,、
マニュ アルに^つ ている ものと はちよ つ
と: -也 う。 もっと 趣味が 反映した、 で
践ケ ® な SF であ つ たよう だ。 (その 点で
は、 に ig^ されて いる 小^が^ ゆ を
とどめて いると いえる) ディ I ヴァも ァ
スラ も卞^ の^ * の 一 つの %れ であるに
すぎな い …… といつ たような。
この 初期 スト, I リ I は、 ュ. I ザ I の^
齢 や、 バソコ ンゲ I ムの^ ,:. 止で ある^が
^^され、 徐々 にで を 加えられ、 ^^の
「ディ I ヴァ」 の スト I リ I になる。 そ
れ でも、 インド 神^の 色彩 を、. 七 人 公 や^
W の^^、 ェ ピソ —ドに 残した が色 の 作
品で ある こと は g 違いない。 ゲ I ム, 界
広し といえ ど、 オリジナルで こんな ものが
k:: ける の はい:: 川^^た だ • 入に逾 いない。
そして、 あが つ てきた もとに、
パソコン ゲ I ム ではめ ずらしい 试 みだが、
キャラクタ—、 メカの^.:..^:: が 作られた。
B4 サイズ の アニメ の^.:,.^ M も 顔 まけ
のヶ 派な もの だ。 +1 時の アルバイトの 人
が 描いた が、 潜 かに これで 時 昍*^ つて
しまったの がよくなかった との S^AS れ
ている。 が、 「ディ I ヴァ」 の ビジュアル
ィメ I ジ の-: # のた めの 試みと して はュ
二 —ク であった といえる。
スト— リ ー、 ^び、 ゲ ー ム システムの
概略が そろった ところで、 「ブレス リリ—
ス」 を 作成す る。 これ は 「ディ I ヴァ」
の::.^^ のせたい よ, I とい つて ド さる:;::
難い 出版社に 送り、 そのお^ JkM く W 料
にしても らうの だ。
「ブレス リリ I ス」 の 内 .W はんの よう
な^じ だ。
こうして、 「ディ ー ヴァ」 は^. 化^に
,1 けて、 あ • & を^み 出した。 その . ^
が、 KJi し S への • ^ だった。 いや、 地
^の lrz: であった。 あいや、 W 難の 後
の * 尤へ の • めで あると、 .5 るれ は^た
して、 この g^z? で… いただろ うか?
いたと しても、 避ける 術 を 持って いた
だろう か? お え は、 お。 ^つて 地 ほ を
つし かなかった ので ある。 f 相 心して い
たの か、 E,^ る;:^^^ 心 か、 は 4H:
から、 ゲ I ム の^:^ の プログラム ル I チ
ンをコ ッコッ と 作って はいた 。 作つ
てはいた が …… 。
ここで、 と I とつに 格-..::。
「焼け 心に 水」
6r:: も 終わろう として い る。
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現物の プレスリリース
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た インド ウー ラ谮 0D は. そめ 統 rft め 中心で ある «* アル シ' * ナが. 鍵の ill 失 t 遂げた こ
とに より!? えん! •» えた, しかし. « 着かに 導かれ も かの ように, 7 人の 著蠢 がその 簾
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